コンクール京都予選 ご報告

 

 今年もグレンツェンピアノコンクールが、京都コンサートホールにてスタートしました。
この季節になると、暑い夏もそろそろ終わりかな?と感じるのですが、今日も暑かった。。。。

 今年は、3名の生徒さんが出場されました。

結果は、優秀賞 1名、準優秀賞1名という成績でした。

コンクールには、成績や結果がはっきり出るので、少し酷にも感じます。

まさに1点に泣き、時には1点に笑うの世界ですね。

 でも大切なのは、結果ではなく、トロフィーでもなく、目標に向かい頑張る姿勢と結果を受け止め、他人の演奏から何かを掴むことかな・・・と思います。

今日は、結果に喜び、または悔やんでも、明日からは前向きに練習に向かって頂けるように、私もサポートしていきたいと思います。

勿論、ご家族の皆さんの支えは、小さな子供たちにとっては、必須ですね。

今日は、成績表を帰りに受け取ってきましたが、結果はお伝えしていません。

次回のレッスン時に、審査員の先生の言葉の意味を一緒に考えましょう。

 

 コンクールの意義ってなんでしょうか?

拍手も記念品もない中、小さな子供たちは、入賞目指して頑張ります。

大きなホールで、フルコンサートのグランドピアノ。

このようなステージで弾けることは、人生においてもなかなかないでしょう。

入賞した生徒さんは、次回はトロフィーが欲しくなり、さらに次はもっと大きなトロフィーが欲しくなるものですね。

そう思いながら、ご自分の演奏を見つめ直し、ステップアップしていって頂きたいものです。

時には、挫折も必要です。

でもそんな時は、私も含めご家族の皆さんにもご声援を頂き、また次に頑張れたら良いかと。

 

 今日の演奏を聴いていて感じたのは、低学年の方は、緊張からか普段はしないであろうミスをしてしまった方が目に付きました。

我が娘(小2)は、演奏が終わりロビーに戻り、私の顔を見た途端に泣き出し、ビックリしました。

想像以上の緊張だったようです。

ステージで自分の力を出すって、難しいことです。

まるでオリンピックのトリプルアクセルのよう。

冬には、本選があり、春には地区大会へと続きます。

一緒に頑張りましょう。

参加された3名の生徒さん、お疲れ様でした。

それからご観覧頂きました、ご家族の皆様、ありがとうございます。